2008年08月02日 (土) | 編集 |
前回に引き続き、もう一本太平洋戦争関連のオススメ映画です。
これは1981年に制作された映画で、物語は開戦から大和特攻までの主要海戦がダイジェストで進んでいきます。一つの作戦を深く掘り下げることはありませんが、かえって全体の流れがつかみやすいため、太平洋戦争を題材にした映画を初めて見る人にとっては、分かりやすい内容になっていると思います。
ただ、いろんな海戦を一挙に詰め込みすぎたため、マニアな人にとっては各々のエピソードがやや希薄に感じる部分もあるので、今この映画が作られるとすれば、恐らくシリーズ化されることでしょう。
さて、この映画の最もすばらしいところは、戦時下にあって、家族や個人に視点を重く置いているところでしょう。この映画では2つの家族の様子が描かれています。どちらの家も父親が息子達に、立派な軍人に育ってもらいたいと切に願っているのですが、いざ戦争では息子達は次々と戦地で死んでしまいます。
当時は自分の息子が死んでも「お国のため」といって自分を納得させるしかなかったようですが、今の我々現代人からするととても考えられない時代です。果たして、自分が国のために死ねるか?と問いかけられた場合、これだけ個人主義の世の中で、なかなか「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。私も無理ですね。
じゃあ、太平洋戦争当時に生まれていたならどうでしょうか?
この時代は今と違って情報規制も厳しく、家庭も今の核家族ではなく、一族で住んでいた時代です。情報といえば学校か親から教えられることが重要事項でしたので、基盤に全体主義的思想があったとすれば、個人主義的な概念は発想自体がしにくい世の中であり、万一そのような考えを持てば非国民扱いされてしまいます。
現代での観念からすれば考えられないようなことが起こっていたのは、当時ではやむを得ないのかもしれません。
そういった意味では、国の行く末を決める政治家の役割はとても大きいですよね。なんせ国民の生命や財産(子供)を守る義務がありますから。
この映画の中では戦争の是非について問うことはありませんが、戦争のなかでは一個人がいくらがんばっても全体の流れを変えられないことや、親より先に子が死ぬような世の中では国の反映はありえないことなど、考えさせられる場面が多かったのが印象的でした。
特に、映画の最後に流れる谷村新司さんの「群青」は泣かせます。
これは1981年に制作された映画で、物語は開戦から大和特攻までの主要海戦がダイジェストで進んでいきます。一つの作戦を深く掘り下げることはありませんが、かえって全体の流れがつかみやすいため、太平洋戦争を題材にした映画を初めて見る人にとっては、分かりやすい内容になっていると思います。
ただ、いろんな海戦を一挙に詰め込みすぎたため、マニアな人にとっては各々のエピソードがやや希薄に感じる部分もあるので、今この映画が作られるとすれば、恐らくシリーズ化されることでしょう。
さて、この映画の最もすばらしいところは、戦時下にあって、家族や個人に視点を重く置いているところでしょう。この映画では2つの家族の様子が描かれています。どちらの家も父親が息子達に、立派な軍人に育ってもらいたいと切に願っているのですが、いざ戦争では息子達は次々と戦地で死んでしまいます。
当時は自分の息子が死んでも「お国のため」といって自分を納得させるしかなかったようですが、今の我々現代人からするととても考えられない時代です。果たして、自分が国のために死ねるか?と問いかけられた場合、これだけ個人主義の世の中で、なかなか「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。私も無理ですね。
じゃあ、太平洋戦争当時に生まれていたならどうでしょうか?
この時代は今と違って情報規制も厳しく、家庭も今の核家族ではなく、一族で住んでいた時代です。情報といえば学校か親から教えられることが重要事項でしたので、基盤に全体主義的思想があったとすれば、個人主義的な概念は発想自体がしにくい世の中であり、万一そのような考えを持てば非国民扱いされてしまいます。
現代での観念からすれば考えられないようなことが起こっていたのは、当時ではやむを得ないのかもしれません。
そういった意味では、国の行く末を決める政治家の役割はとても大きいですよね。なんせ国民の生命や財産(子供)を守る義務がありますから。
この映画の中では戦争の是非について問うことはありませんが、戦争のなかでは一個人がいくらがんばっても全体の流れを変えられないことや、親より先に子が死ぬような世の中では国の反映はありえないことなど、考えさせられる場面が多かったのが印象的でした。
特に、映画の最後に流れる谷村新司さんの「群青」は泣かせます。
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